横浜市民ギャラリーあざみ野のエントランスホールに設置したショーケースで横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを紹介しています。
ポラロイド社は、1937年にアメリカの科学者のエドウィン・ランドが偏光材料の開発のために創立したインスタントカメラと感光材料のメーカーです。
撮った写真を見るためには、撮影後にフィルムを現像所に出してプリントが戻って来るまで待たなければいけなかった時代に、ランドは娘からどうして撮った写真をすぐに見ることができないのかを問われ、インスタント写真の開発に着手したと言われています。ポラロイド社はモデル95やSX-70に代表される画期的なインスタント写真のシステムを次々と開発します。これらのシステムは写真の新しい楽しみ方を生み出し、プロの現場でも活用されるなど、20世紀の写真界に大きな影響を与えました。
横浜市所蔵カメラ・写真コレクションには、ポラロイド社の製品や開発時に製作されたプロトタイプなど貴重な資料が含まれています。
本展では、収蔵品の中からポラロイド関連の資料を展示します。
会場 横浜市民ギャラリーあざみ野 1階エントランスロビー
料金 無料
時間 9:00 – 21:00 毎月第4月曜日休館
主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
協力 城西国際大学メディア学部ニューメディアコース