横浜市民ギャラリーあざみ野のエントランスホールに設置したショーケースで横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを紹介しています。
19世紀末に感度(光に反応する性質)の高い感光材料であるゼラチン乾板が誕生すると、写真の撮影時間は短縮され、カメラにシャッターが付くようになります。また、撮影の現場で薬品処理をする必要がなくなり、市販の乾板を複数カメラに装填したまま撮影ができるようになりました。各メーカーは、撮影時に内部に装填した乾板の位置を入れ替えられるように、様々な仕掛けのあるカメラを生み出しました。
これらのカメラのうち、シンプルな箱型の外観や他の日用品の姿を借りた製品は、それまでのカメラに比べて被写体に気づかれないうちにさりげなく撮影ができることからディテクティヴ(探偵)カメラと呼ばれます。
本展では、様々なアイデアを凝らしたディテクティヴカメラを特集します。
会場 横浜市民ギャラリーあざみ野 1階エントランスロビー
料金 無料
時間 9:00 – 21:00 毎月第4月曜日休館
主催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
協力 城西国際大学メディア学部ニューメディアコース
https://artazamino.jp/event/post-13555