―故キヲ温ネテ現在ヲ知ル―[第3回]江戸思想から考えるコミュニケーション
儒学や国学といった江戸時代の思想は、難解で説教くさいものと思われるかもしれません。しかし、200年以上続いた平和な時代、学者たちは、「現在」にも通じる様々な興味深い論点について、活発な議論を展開していました。その論点のひとつに、言語コミュニケーションの問題があります。
道理を語ることで人々を説得することは本当にできるのか。むしろ理屈っぽい説得は人々の反発を招いてしまうのではないか。こうした問題について考えた荻生徂徠(おぎゅう そらい)や富士谷御杖(ふじたに みつえ)の議論は、言葉の暴力と分断に悩む「現在」の人々にとっても、示唆に富んでいます。
※事前申込制
【対象】高校生以上 40名程度
【受講料】500円
【講 師】高山 大毅(駒澤大学文学部 講師)
<開催日時>
平成30年8月11日 14:00~16:00
<問い合わせ>
045-910-5656
<HP>
http://artazamino.jp/series/azamino-college/