個人の記憶や歴史を起点に、自身や他者の衣服などの私物を陶土に封じ込めたり、かたどって焼成し、作品化する保科晶子をご紹介します。保科の作品に見られる誰かが使用していたものの痕跡は、記憶を保存する装置となる一方で、制作時の作家の指の動きや、土という素材の変化、窯変などによって元の状態から変容し、私たちに感情や記憶のうつろいについて想起させます。
<開催期間>
平成31年1月6日~3月24日
<開催時間>
9:00~21:00
<問合せ>
045-910-5656
<URL>
https://artazamino.jp/event/showcase-20190324/