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荏田真福寺の奉納絵馬および奉納額等一括 〈有形民俗 市指定文化財 平成15年11月4日指定〉

荏田町に所在する真福寺に奉納され、堂屋内にかけられていた大小の絵馬および奉納額等である。真福寺はかつて観音堂とよばれ、荏田の住民や近在の農村から信仰を集めたため、多くの絵馬や額が奉納された。
紀年銘をもつ絵馬は、最も古い寛政12(1800)年のものを含め、近世の年号を有する絵馬が12枚、明治以降の年号を記す絵馬が16枚あった。
115枚に及ぶ小絵馬は個人が切実な願望を実現するために奉納したものと考えられ、村人が仏の前で拝む姿や、馬そのものを描いたものなどが目立つ。絵馬以外に、宝暦10(1760)年の紀年銘を含む奉納額、扁額(へんがく)、算(ざん)額(がく)、平成8(1996)年奉納の写経もあり、また珍しい奉納物として藁(わら)蛇(へび)が含まれている。現在、大絵馬を中心に74点が真福寺本堂内に飾られ、残りは横浜市歴史博物館に収蔵されている。

 

写真提供:横浜市教育委員会

展示場所情報

真福寺
荏田町432-8
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