昭和5年に建てられたこの法廷は、優雅さと威厳を持ち、当時東洋随一の広さを有すると言われていました。昭和18年以前は「陪審法廷」として、昭和20年から昭和24年までは「軍事法廷」として、その後解体までは「特号法廷」として民事および刑事の裁判が行われました。(移設復元にあたっては、創建当時の陪審法廷としました。)この3つの時代を目撃した法廷を歴史的遺産として残し、「法と裁判」「正義」「自由」「連帯」「民主制」「戦争と平和」「人間の尊厳」に考えをめぐらす契機となることができるよう、広く一般に公開されています。
【一般公開】
金曜日:9時15分~16時15分
土曜日:9時15分~14時15分
(入館は閉館30分前まで)