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  • 木造釈迦如来立像 〈彫刻 国指定重要文化財 昭和8年1月25日指定〉の画像

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木造釈迦如来立像 〈彫刻 国指定重要文化財 昭和8年1月25日指定〉

荏田町の真福寺(しんぷくじ)蔵。もと、境内にあった釈迦堂の本尊であったもので、京都清涼寺(せいりょうじ)の本尊をまねて彫られた清涼寺式の釈迦像である。榧(かや)と考えられる材を用いた寄木造(よせぎづく)りで、頭髪を渦巻状にまとめ、両肩を覆う衣は同心円状の細かい衣文(えもん)、大腿部には茶杓形(ちゃしゃくがた)の衣文を配し、両手は施無畏印(せむいいん)・与(よ)願印(がんいん)を結んで直立する清涼寺式の特徴を備えている。また、この像は切れ長の眉や眼、への字にかたく結んだ唇などの特徴的で個性的な表情をしている。
時代:鎌倉時代 法量:像高162.0㎝

 

写真提供:横浜市教育委員会

展示場所情報

真福寺
日本、〒225-0013 神奈川県横浜市青葉区荏田町432−8 真福寺
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