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  • 木造千手観音立像 〈彫刻 県指定重要文化財 昭和41年7月19日指定〉の画像

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木造千手観音立像 〈彫刻 県指定重要文化財 昭和41年7月19日指定〉

荏田町の真福寺(しんぷくじ)の本尊である。全身を桧(ひのき)の一木(いちぼく)から彫りだし、後頭部と背面から大きく内刳(うちぐり)をしている。通常千手観音は、四十あるいは四十二臂(ひ)につくるが、本像は八臂(はっぴ)となっている。当初は脇手があったものと考えられるが、かなり補修の個所も多い。しかし全体に藤原時代の作風を良く見せており、関東における千手観音像の古例の一つと考えられる。

時代:平安時代法量:像高129.0㎝

 

写真提供:横浜市教育委員会

展示場所情報

真福寺
日本、〒225-0013 神奈川県横浜市青葉区荏田町432−8 真福寺
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