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  • 荏田宿常夜燈 〈地域史跡 市登録文化財 平成元年12月25日指定〉の画像

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荏田宿常夜燈 〈地域史跡 市登録文化財 平成元年12月25日指定〉

神奈川県の北を通る矢倉沢(やぐらさわ)往還(おうかん)は東海道の裏道にあたり、大山(おおやま)参詣(さんけい)の中心道であったことから大山街道とも呼ばれた。荏田は長津田とともに江戸初期から宿駅(しゅくえき)に指定されていた。当時の宿の繁栄を物語るものとして、常夜燈が残されている。この燈は高さ230cmの大きなもので、燈の中台には「秋葉山」、竿に「常夜燈」と刻まれている。文久元年(1861年)に作られたこの燈は、秋葉講(あきばこう)の案内宿に建てられたもので、建立にあたっては、荏田宿の世話人衆をはじめとして、神奈川宿、市ヶ尾村、川崎の諏訪河原村などの有志の寄付をあおいでいる。

 

横浜市歴史博物館写真提供

展示場所情報

国道246号荏田交差点付近
日本、〒225-0013 神奈川県横浜市青葉区荏田町 県道13号線
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